なぜニュースリリースに写真や動画、インフォグラフィックを含める必要があるのかと、クライアントから尋ねられることがよくあります。そこで今回は、ストーリーにマルチメディアを含めるメリットや、ニュースにコンテンツを加える際に注意すべき点についてご説明します。

ストーリーへの注目を集める

2020年の現在、広報・PR部門では、露出を増やして売り上げを推進することが主な目標となっています。そのためには、ストーリーをメディアに注目してもらうことや、メッセージを直接ユーザーに届けることが重要です。

今、これまで以上に、デジタルファースト戦略が重視されています。つまり、魅力的でニュースバリューのある動画や写真でストーリーを引き立て、効果的にメッセージを届けるのです。デジタルアセットは、年次報告書、広告・マーケティングキャンペーン、ソーシャルチャネル、ニュースレター、ブログ、ポッドキャストページなどの魅力や効果を高めます。また、デジタルアセットはペイドメディア、アーンドメディア、オウンドメディアなど複数のプラットフォームで、様々なオーディエンスや関係者に何度もシェアされます。

製品発売やイベント、宣伝用の写真を組み込んだニュースリリースは、ストーリーの認知度を大幅に向上させます。百聞は一見に如かずというように、人は自分が見ているものを信じます。プロの写真を使えば、ニュースリリースの魅力を簡単に高められます。現在のニュースを取り巻く環境を考えると、画像のないニュースリリースの文章が一字一句読まれることは、まず期待できません。

デジタルアセットを活用して、ニュースリリースを引き立てる

写真はニュースリリースの認知度と信頼性を高め、画像やインフォグラフィックはストーリーに優れた文脈を与えてくれます。グラフィックが1つあるだけで、オーディエンスに製品やデータを詳しく紹介でき、インパクトを示せるのです。

さらに動画を加えることで、放送局だけでなく、あらゆるメディアにとって貴重な報道ツールとなります。担当者や第三者からの説得力のある短いコメントのほか、製品ショットやデモ映像、製造シーンなどのサブカット映像により、メッセージをさらに強化できます。オーディエンスは、製造から実装までビジネスや製品ラインのあらゆる側面を見たいと思っています。より複雑なストーリーを伝えるには、解説動画が効果的です。

マルチメディアの効果を最大化する5つの簡単なアドバイス

  • 品質が重要です。
  • 照明に影響を与える場合があるので、黒や白の無地の服は着用しないようにしましょう。
  • 写真や動画の権利に注意しましょう。
  • ニュースとマルチメディアの配信日時は、オーディエンスのタイムゾーンを考慮して決めましょう。
  • コンテンツに企業・製品名や関連キーワードを含めた名前を付けることで、検索結果を増やせます。


良いメディア写真とは真実を伝えるもの

「優れたメディア写真は、何よりもまず真実でなければなりません」。USAトゥデイ紙の元契約・寄稿フォトグラファーで、ゲッティイメージズ/ゲッティアーカイブズのフリーランスフォトジャーナリストであるBob Riha, Jr.氏はそう説明します。「プロのフォトジャーナリストは、元の写真に手を加えないという倫理を守ります。色補正やトリミング、サイズ変更は許容範囲ですが、実物より良く見せるために写真を加工することはお勧めしません」

写真のキャプションについて

マルチメディア配信では、写真のキャプションも重要な要素です。AP通信のスタイルか、それに準じた形式にしましょう。過度な修飾語を避け、画像が伝える内容にフォーカスした文言にすべきです。

メディアで取り上げられる可能性を高めるには、事実に基づいた、読者に正しい知識を与える内容にします。長さは2~3文までにしてください。これは重要なポイントです。出版社の写真編集者が質の良くないキャプションを受け取った場合、書き直すよりも画像そのものを削除するか、配信自体を取りやめる方が早いのです。

ある通信社の写真編集者はこう述べます。「PRとして過不足のない、簡潔なキャプション付きのニュース写真を求めています。PR文言や写真広告が多すぎる場合は、他社に料金を支払ってメディアの写真編集部に配信してもらう方が良いと、クライアントにアドバイスしたほうがいいと思います」

マルチメディアコンテンツのニュースバリューを判断できない場合は、プロのメディアフォトジャーナリストに協力を求め、今あるアセットにふさわしいストーリーを見つけたり、ストーリーを瞬時に伝える新しいコンテンツを作成したりしましょう。

ブランドロゴの使用は控えめに

マルチメディアを活用する際には、ロゴの使用を最小限に抑えましょう。囲み取材などのある大掛かりなイベントや記者会見では、スポンサーやクライアントのロゴを繰り返し並べたような背景がよく見られます。写真編集者はスポンサー名が目に入ることは許容範囲ですが(モータースポーツのドライバーウェアに貼り付けられたワッペンなど)、不快なレベルなものは受け付けません。製品や広報担当者をステッカーで埋め尽くすようなことはやり過ぎであり、全くお勧めしません。

動画を活用してニュースリリースを強化する

メディアの状況が変化し、デジタルニュース配信が盛んになる中、動画の使用と視聴者数は増加し続けています。重要なアセットである動画をストーリーに組み込めば、紙・デジタル媒体の編集部、放送局、ブロガー・インフルエンサーに対して、双方にメリットのある状況を作り出せます。動画を提供することで、ジャーナリストはニュースのパッケージを作りやすくなります。ニュースに動画を埋め込むことで、ジャーナリストにもユーザーにも役立つニュースとなるのです。

4K対応のiPhoneやノートパソコンで使える編集ソフトの登場により、動画制作には以前よりかなり参入しやすくなっていますが、やはり動画のプロに協力を依頼することをお勧めします。レベルの高いオーディオや照明を使うことで、デジタル映像の質が大幅に高まります。写真も同様です。プロのフォトグラファーと連携して、ストーリーを伝える魅力的な写真を用意しましょう。

デジタル/モバイル配信プラットフォームが普及した今、マルチメディアは消費者にとって欠かせない存在です。これを理解している企業は、マルチメディアを駆使して、オーディエンスと製品・サービスの間の感情的なつながりを深め、ファンからの支持を集めて販売を推進しています。ニュースリリースは世界中の幅広いオーディエンスに届きます。マルチメディアにより、カスタマージャーニーの効率性が高まり、求める成果が出やすくなっています。この機会を逃す手はありません。

優れたマルチメディアの例(タイプ別)


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