ビジネスワイヤは60年もの間にわたり、世界中の様々な規模のメディアと連携してきました。 世界が変化するにつれ、ジャーナリズムもまた変化しています。2022年の今では、記者もメディアもより信頼できるストーリー、つまり、企業ではなく、読者が読みたいと思うストーリーを求めています。
このブログでは、ニュースが記者の目に留まる機会を最大化する、メディアリレーションに おける32のヒントと、パンデミック時にも役立つベストプラクティスを紹介します。
メディアリレーションの基本
大勢の中から抜きん出るには、まず、基本を押さえることが大切です。
- 記者やジャーナリストのリストに、ランダムにニュースを配信しない
- 記者やメディアの名前を正確に把握する
- 記者の専門分野を把握する
- 自社のニュースを届けたい読者と、記者が抱えている読者を把握する
- 売り込み先のメディアの性質を把握する
- 売り込みでは件名や見出しが最も重要である
ピッチ(売り込み)の基本
私たちが話を聞いたどの記者も、ニュース記事を売り込むためのベストプラクティスとして、同じような事項を挙げています。以下の手順で、記者にニュースを取り上げてもらえる可能性を高めましょう。
- 詳細かつ簡潔に
- アピール文は入念に作成する
- 何がニュースなのか?なぜそれが重要か?といった疑問に答える
- 自社コンテンツとターゲット媒体の読者を結びつける
- ピッチの際に必要な要素をすべて入れ込む
- 添付ファイルは含めない
- データと情報元を含める
- 事実関係を示すデータとダウンロード可能なマルチメディアへのリンクをニュースリリースに入れる
ニュースコンテンツについて
アーンドメディアで取り上げてもらうための唯一の方法は、ニュースと、ジャーナリストが 抱える読者との間に関連性を持たせることです。 関連性を高めるには、以下の点を考慮すると良いでしょう。
- 時宜にかなったものにする
- その業界で何が重要なのかを理解する
- ニュースが引き立つようなポジショニングを考える
- なぜ?という疑問に答える見出しやタイトルにする
- 売り込み先の市場や読者に関連のあるニュースにする
- 自社の視点だけでなく、何百万人もの読者の視点を考える
- 読者が理解できる言葉で語り、必要に応じてコンテンツを翻訳する
マルチメディアについて
今日ではメディアのほとんどが、記事化に際して使用できるマルチメディア資料の提供を求めています。 信憑性のある素材なしに、語るべきストーリーは生まれません。 記者が求めるのは以下のものです。
- マーケティング向けの素材ではなく、ニュースのインパクトを伝えるビジュアル
- 美しいショットだけでなく、プロセスを伝えるような映像
- 映像編集者が独自のストーリーを作成するためのBロール(動画素材をまとめた資料)
- ストック映像を使用したり、オーバーレイテキストを含めたりしていない動画
- ソーシャルメディアやマルチメディアで使えるよう、ダウンロードしたりコードを埋め 込んだりできる機能
戦略的なヒント
次に、メディアへ売り込む際に念頭に置くべき6つの手法を紹介します。
- 記者には、ソーシャルメディアのDMではなく、電子メールで連絡する
- 記者は売り込まれた情報を、即時ではなく、もっと後に取り上げる可能性もある
- 地方テレビ局への売り込みは、午前8時~10時が最適
- リリースの現地語への翻訳にGoogle翻訳を使わない
- エバーグリーンコンテンツ(長期的に価値が失われないコンテンツ)の提供やSEO対策も、ニュース配信プロセスの一部である
- 記者は、記事がどれだけ話題になるかを成功の基準としている
さらに詳しく
もう2点、補足情報をお伝えします。
- ビジネスワイヤの動画シリーズ「メディアリレーションのヒント」 では、TechCrunch、Fast Companyを含むインフルエンサー、記者、パブリッシャーのインタビューを収録 しています。
- 当社が最近公開したホワイトペーパー は、USAトゥデイ、Fast Company、Business Insiderによる、パンデミック時の売り込みに関するヒントを掲載しています。
当社は、メディアとの良好な関係を保ち、お客様のニュースの配信とその採用率の最大化に取り組んでいます。詳細については、tokyo_sales_group@businesswire.comまでお問い合わせください。